「And So It Goes」 -ビリー・ジョエル(Darnish National Girl’s Choir)

音楽

水曜日はおすすめの曲、音楽関係の動画を紹介する日にしていこうかなと思います。

名付けてウェンズデイ・ミュージック

1回目はビリー・ジョエルの「And So It Goes」です。

1990年にリリースされたアルバム「Storm Front」の一曲で、美しいメロディと心情吐露的な詩が心に沁みるバラードです。

今回は聖歌隊の方が歌っている動画を見つけたので紹介します。

歌っているのは「DR Koncerthuset」というオランダの楽団の聖歌隊(the Darnish National Girl’s Choir:https://www.dacapo-records.dk/en/artists/danish-national-girls-choir)の方たちのようです。

綺麗です✨

この歌の主人公は心を開けず相手に自分の思いをうまく伝えられなかったばかりに相手が去って行ってしまったのでしょうか。

この間ビリー・ジョエルのドキュメンタリー「And So It Goes」を見ました。

流し見でうる覚えなのですが、And So It Goesの出だしのコード進行については、あえて不協和音を使っていると解説していました。

彼はクラシックのバックグラウンドがある方で、クラシック音楽のアルバムもリリースしていたそうですね。

全体的にはビリー・ジョエルが若いころから変わらずうつろな目をしていることとか、頻繁に変わるパートナーのこととか、音楽以外のところが印象に残ってます、、、

ミュージシャンにとっては恋愛、特に失恋はインスピレーションの源なのでしょうね。

ちなみに”And so it goes”というのは「そういうものだ」というような意味で、翻訳家の柴田元彦さんのちょっとした記事がありました→https://ej.alc.co.jp/tag/CULTURE/ej-literature-quote-03

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In every heart there is a room
A sanctuary safe and strong
To heal the wounds from lovers past
Until a new one comes along

誰の心の中にも聖域がある

そこは安全で強固で

新しい誰かが訪れるまで

過去の恋愛の傷を癒すための場所だ


I spoke to you in cautious tones
You answered me with no pretense
And still I feel I said too much
My silence is my self defense

僕は慎重に君に話をしたが

それに対して君は率直に答えてくれた

それでもやはり自分は話過ぎたと今でも感じるんだ

僕の沈黙は自己防衛だ


And every time I’ve held a rose
It seems I only felt the thorns
And so it goes, and so it goes
And so will you soon I suppose

薔薇の花を持つ度に

僕はそのトゲを感じることしかしていなかったようだ

そいういうものだ、そういうものだ

君だってすぐにそうなるだろう


But if my silence made you leave
Then that would be my worst mistake
So I will share this room with you
And you can have this heart to break

でも僕の沈黙が君が去っていった原因になったとしたら

それは僕の最大の過ちだ

だから、僕はこの場所を君と分かち合おうと思う

この心は君のもので君が壊すことができるんだ


And this is why my eyes are closed
It’s just as well for all I’ve seen
And so it goes, and so it goes
And you’re the only one who knows
So I would choose to be with you
That’s if the choice were mine to make

そういう訳で僕は目を閉じてしまう

僕がこれまで目にしてきたものを思えばそれでちょうどいい

そういうものだ、そういうものだ

君だけがこのことを知っているんだ

だから僕は君と一緒にいることを選ぼうと思う

もし選択する権利が自分にあるのであれば


But you can make decisions too
And you can have this heart to break
And so it goes, and so it goes
And you’re the only one who knows

でも君にも選ぶ権利があるんだ

この心は君のもので君が壊すことができるんだ

そういうものだ、そういうものだ

君だけがこのことを知っているんだ

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