「A case of You」 -ジョニ・ミッチェル (ブランディ・カーラライルも)

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木曜日に更新になってしまいましたが、ウェンズデーミュージック、素敵な曲を紹介します。

今回は、ジョニ・ミッチェルの「A Case Of You」

名曲です。

このYou Tubeは、ニューポートフォークフェスでのブランディカーライルと一緒に歌ったライブバージョンなんですが、これが、歌も演奏も素晴らしくて、ぜひたくさんの人に聞いてもらいたい。

ブランディカーライルの艶やかで伸びのある声がジョニ・ミッチェルの貫禄の出た低音ボイスを引き立てていて良くて、アレンジも素敵です。

この「A case of You」はジョニ・ミッチェルの1971年にリリースされた名盤”BLUE”に収録されていた曲です。

オリジナルはもっとギターの軽快な感じで、ちょっと聞き流してしまってたんですけど、改めてこのアレンジを聞くとこんな深い歌だったのかと驚きました。

”Just before our love got lost (私たちの愛が失われる直前に)”から始まるこの曲は、一般的には失われた愛についての歌とも言われているようなのですが(AI調べ、、、)、私にはこの歌が運命の人との試練の歌にに聞こえてしまうんです。

”運命の人”と出会う人たちがいますね。

運命の人とか運命の出会いとかいうとロマンチックな響きがありますが、実際のところは出会いと試練とはセットだったりして、離れる期間(離される期間ともいえる)を経験することがほとんどです。
いわゆるツインレイと呼ばれる存在なんかその究極ですよね。
お互いの存在がカタリストとなって運命が発動する、みたいなことになって色々とあるわけです。
で、離れてしまう。
離れて一人になって、色々気づかないといけないことがあったり、課題があるわけですね。

そこでこの歌詞に出てくる北極星です。
「僕は北極星のようにとどまり続ける”I am as constant as a northern star”」(輝き続ける、とも言える)
北極星は道しるべを象徴するものです。
そう、一人になった時に相手の存在、愛が自分が進むべき道の道しるべになるんですね。

て、最初の歌詞2行だけで、ここまで語ってしまって、止まらなくなるのでやめます。

でに、英語の単語のチョイスも、詩的で深いんですよね。
歌詞の途中、二人の協力者みたいな存在まで出てきます。
て、はい、長くなるのでやめます。。。

ジョニ・ミッチェル、とにかくすごい感性✨

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Just before our love got lost you said
“I am as constant as a northern star”
And I said “Constantly in the darkness
Where’s that at?
If you want me I’ll be in the bar”
二人の愛が見失われる前にあなたは言った
「僕は北極星のようにずっと変わらずあり続ける」
そして私は言った「ずっと暗闇にいるなら、それはどこになるの?
私に会いたいときはバーにいるから」

On the back of a cartoon coaster
In the blue TV screen light
I drew a map of Canada
Oh Canada
With your face sketched on it twice
Oh you’re in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
漫画のコースターの後ろに
テレビの青いライトに照らされる中
私はカナダの地図を描いた
ああカナダ
そしてあなたの顔のスケッチをそこに二回描いた
ああ あなたは聖なるワインのように私の血となっている
あなたは苦くてそして甘い味がする

Oh I could drink a case of you darling
Still I’d be on my feet
oh I would still be on my feet
あなたなら1ケースだって飲み干すことができる
それでも私は自分の足で立っていられるだろう
私はまだ自分の足で立っていられるだろう

Oh I am a lonely painter
I live in a box of paints
I’m frightened by the devil
And I’m drawn to those ones that ain’t afraid
私は孤独な絵描き
絵具箱の中で暮らしている
私は悪魔におびえている
それで悪魔を怖がらない人に惹かれるの

I remember that time you told me you said
“Love is touching souls”
Surely you touched mine
‘Cause part of you pours out of me
In these lines from time to time
Oh, you’re in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
あなたがこう言った時のことを覚えている
「愛は魂に触れるんだ」
そう、あなたは確実に私の魂に触れた
だってあなたの一部が私の中からあふれ出してくるから
折に触れてこの言葉の中に

Oh I could drink a case of you darling
And I would still be on my feet
I would still be on my feet
あなたなら1ケースだって飲み干すことができる
それでも私は自分の足で立っていられるだろう
私はまだ自分の足で立っていられるだろう

I met a woman
She had a mouth like yours
She knew your life
She knew your devils and your deeds
And she said
“Go to him, stay with him if you can
But be prepared to bleed”
ある女性に出会ったの
彼女はあなたみたいな口をしていて
あなたの人生を知っていた
あなたの悪魔のような面も行いも知っていて
そしてこう言ったの
「彼の元へ行きなさい。そしてできるなら一緒にいなさい。
でも傷を負うことは覚悟して」

Oh but you are in my blood
You’re my holy wine
You’re so bitter, bitter and so sweet
ああ あなたなら1ケースだって飲み干すことができる
それでも私は自分の足で立っていられるだろう
私はまだ自分の足で立っていられるだろう

Oh, I could drink a case of you darling
Still I’d be on my feet
I would still be on my feet
ああ あなたなら1ケースだって飲み干すことができる
それでも私は自分の足で立っていられるだろう
私はまだ自分の足で立っていられるだろう

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